昨日は家内に誘われ、京王線ウォーキング(府中駅→高幡不動駅)約9.5km2時間20分に参加した。
武蔵府中熊野神社古墳
全国で5基しか確認されていない上円下方墳。墳丘は3段築成で高さ約5m、版築によって盛り土されている。1段目方形部が1辺32m、2段目方形部が1辺23m、3段目円丘部が敬16m。
墳丘の一部に葺石が敷かれている。埋蔵施設は凝灰岩を用いた切石積みの横穴式石室で、人骨のほか、七曜文が銀で象嵌された鞘尻金具や玉類、刀子などが出土した。築造時期は7世紀中頃と推定、上円下方墳としては最古になる。2005年に国指定史跡となっている。
谷保神社
東日本最古の天満宮であり、亀戸天満宮・湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれる。社伝によると、903年に菅原道真の三男・道武が、父を祀る廟を建てたことに始まるという。
古民家
同かまど
同いろり
茅葺屋根の雨漏れ防止のために、実際に南部鉄瓶で湯を沸かし煤を出しているという。
三田城跡
城山(じょうやま)とは都史跡三田氏館跡、谷保城とも呼ばれているが、1659年に「津田三郎為守城山」と、また天保版(1840年)に「津田三郎為守ノ城跡故二名テ城山ト云ヒ来ル」と記されている。津田三郎為守は菅原道真の子孫と伝えられ、石橋山合戦(1180年)以来、源頼朝に属して多くの武功をあげ、1243年没した。天保版は三田氏の祖先、三田林内の筆になるものであることから城山は津田氏の館跡であり、鎌倉初期のものと考えられる。
三田城跡は特に特徴もないので傍を通り過ぎてしまった。
多摩川を渡る
高幡不動駅に近い所にある小さな水路が涼しさを与えてくれる