「
出産無料化を検討 猪口担当相が表明 」 [06年1月13日共同通信] によれば、少子化対策として、「出産無料化」という検討を表明しているが、基本的な骨太の方向は正しいと考える。久し振りに明るい材料を示している。
「出産育児一時金」という制度を利用している人達には何の変化もないという意見が若い人の間から起きているが、そのような人に対しては、詳細の詰めの段階で他の役立つ方策(教育費支援など)がでればいいのである。最初から「骨太の方策まで詰まらん」といってしまっては、数少ない折角のプラスのスパイラルに向かう方策も潰れてしまうのです。
若い人の間での潰し合いはやって欲しくないものだ。骨太の方策さえ通ってしまえば、詳細な方策は何とでもなるのである。多くの国民の支持があれば実現できるはずだから。よりよい社会実現のためにプラス志向で行きたいものだ。
小生(63歳)も後輩達(大学生)に宛てた記事で少子化対策のためのプラスのスパイラルに向かう考え方を若い人達に求めたところです。
『我々は人生の最終カーブを回りつつあるが、何か残しておきたいと思う頃でもある。幸い我が家も3人の孫を持てる状況になっていることが何より嬉しい。
若者には少子高齢化に歯止めをかけるエネルギーを作って欲しい。陰ながら応援したい気持を持っている中高年者は多いはずだ。なぜなら子供の教育費等を考えて少子高齢化の時代に向けて加担したのは我々の時代でもあったからだ。もっともっとプラスのスパイラルアップで乗り切って欲しいと願うのは小生だけではない。』
恒例の年末の雪山登山(「
南八ヶ岳山行記(051229~31)」)で、「阿弥陀岳頂上では風は止む。車窓からでも大きかったが、今は目の前の一段と大きい赤岳に向かって、少子高齢化の中で、孫達の健全な発育を祈願する、合掌!」と拝んで来た。