みのもんたさんが脊柱管狭窄症の手術をしてしっかりと治ったようであるが、小生の知り合い(60代後半)も間欠性跛行のため近々腰を手術するというので、 腰部脊柱管狭窄症を「家庭の医学」などより調べた。
間欠性跛行は「
閉塞性末梢動脈疾患」でもみられる症状です。
いずれにしても、間欠性跛行になったら無理はできないようだ。
「閉塞性末梢動脈疾患による間欠性跛行は末梢動脈疾患の最も一般的な症状で、
脚の動脈が徐々に狭くなるために起こります。
うずくような痛み、けいれん、脚の筋肉の疲労感(関節には感じません)がみられます。間欠性跛行は運動中に定期的に起こることが予測でき、休息すればすぐに軽減します。歩行中の筋肉の痛みは、患者が速く歩いたり坂を登ったりすると、早く現れ、より悪化します。間欠性跛行の痛みは1〜5分休息すると(座る必要はありません)治まり、また歩き続けることができますが、それまでに歩いた距離と同じ距離を歩くと再び痛みが出ます。最もよく痛むのはふくらはぎですが、動脈のどのあたりが閉塞されているかによって太もも、腰、おしりなどが痛むこともあります。きわめてまれに足が痛むこともあります。
脚の動脈がさらに狭くなると、痛みを感じずに歩ける距離が短くなります。病気が悪化すると最終的には、横になって休んでいるときでさえも筋肉が痛むようになります。すねや足の甲から始まるこの痛みは激しくて和らぐことがなく、脚を上げるとさらにひどくなります。痛みのために眠れなくなることもしばしばです。痛みを和らげるためにベッドの横から両足を垂らしたり、脚が垂れ下がるように腰掛けた状態で休む人もいます。」
腰部脊柱管狭窄症
腰椎の中心に脊髄、あるいはそれに続く馬尾の通っている管があって、脊柱管という。その脊柱管が狭くなってくる病気。根本には老化による背骨の変化であるが、「
変形性腰椎症」とは別の名前で呼ばれている。
[症状]
腰痛ばかりでなく、
歩行していると下肢にしびれ、疼痛、冷感などが出現して、立ち止まらないでいられなくなるが、一般にしゃがんで上体を前屈すると楽になり、また歩ける。これを間欠歩行といい、この病気の特徴。また前かがみで歩行するほうが楽です。
[治療]
薬物療法、前屈位のコルセットなども用いられるが、重いものでは狭窄を取り除く手術が必要です。狭窄の原因を確かめ、それにより骨をけずるとか靭帯を切除するなどを行う。