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「
言葉遣いで家庭内トラブル 渋谷区の短大生殺害」[01月09日]共同通信(下記引用)によれば、
またも信じられない残酷な事件が起きた。しかし、これも家庭内暴力(DV)の一つでしょう。身内なるがゆえの乱暴な言葉使いはよくあることかも知れないが、親子、兄妹、場合によっては夫婦だからといって順調な側(ないしは強い側)から順調ではない側(ないしは弱い側)に、他人同士なら相手の気持ちを察して控えるような言葉でも無造作に浴びせてしまうことが有り得るが、それはどんなもんだろうか、この事件は口の暴力と化すことになりうることを暗示している。3年もの間、口を聞いたことがないというからにはその根深さは当の本人達でしか分からないのかも知れない。しかし、その結果は世にもまれな残酷な事件へと発展している。
という具合にみてくると、この事件は、どこの家庭にでも起こり得る要素を含んでいるのではないだろうか?ヒトは感情の動物だからTPOにより自暴自棄におちいることもある、程度の差こそあれ。
問題は、そのような潜在的暴力がある中で、爆発する前になんとかできなかったのだろうか?難しい家庭の事情があるにせよ、弱者に対して十分なサポートがなかったような気がしてならない。身内だからこそ他人には見えない思いやりがあってしかるべきではないだろうか?身内は紙一重のアプローチ(接し方)が必要になってくる。
東京都渋谷区、短大生武藤亜澄さん(20)が切断遺体で発見された事件で、事件数日前、亜澄さんの母親に対する言葉遣いをめぐり家族内でトラブルとなっていたことが9日分かった。警視庁は、死体損壊容疑で逮捕した兄で歯学予備校生勇貴容疑者(21)が、亜澄さんに不満を抱いていた可能性があるとみて調べている。勇貴容疑者は亜澄さんから「夢がないね」と言われ「殺害した」と供述している。