早めの夏休みを取り、ご夫妻で中国の風光明媚な桂林に4泊5日で行って来たという、友人のMNさんからの情報を引用させていただいた。
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中国旅行で撮影した写真もなんとか整理できましたので、3ヶ所の世界遺産登録申請中の、「桂林からの漓江の川下り風景」、「桂林にある唯一の国管理の鍾乳洞、”蘆笛石”」、「龍勝の世界一の規模の棚田風景」の3ヶ所を写真で紹介させていただきます。
「桂林からの漓江の川下り風景」
漓江(りこう)の川下り(平均海抜150m位)では、3億年前に海が隆起し、泥の部分が洗い流され、硬い部分(石灰質)がシャープな山として残り、幻想的な山水の風景が現出しているというものです。山の数は、”数えられない位沢山ある”というガイドさんの説明でした。
「桂林にある唯一の国管理の鍾乳洞”蘆笛石”」
また桂林郊外にあります、「蘆笛(ろてき)岩」は、中国唯一の国家管理の鍾乳洞ということで、中国全土でも一番大きな鍾乳洞です。中国の長い歴史の中で、この鍾乳洞にはすごく広い広場空間に一万人以上の人民が逃げ込んだという事実もあり、暗い中で思うような写真の撮影ができませんでしたが、息を呑むような凄さです。この鍾乳洞は、1962年に周恩来首相が人民にも開放したということで、現在では多くの国賓の方々がここを訪れているということです。
「龍勝の世界一の規模の棚田風景」
最後の龍勝(りゅうしょう)の棚田の規模は全く凄いもので、少数民族(チワン族が中核)が、麓から千メートルの高さまでの全部を棚田にしているというものです。観光客向けの一番高いところにある展望台から写真を撮影しました。そこで数えたところ、見える範囲で170段の棚田と数えられました。
中国政府は、従来は世界遺産登録に真剣ではなかったそうですが、7年前から申請を開始し始めたということでした。
帰国の日の7月14日(土)は、台風4号が暴れていましたので、飛行機は予定を変更し、迂回して釜山の上空から日本に向うというコースを取りましたので、丁度三徳山の上空辺りを通過しました。
2007年7月17日(火)
MN生