「
<猟銃誤射>「動物と間違え」発射、腕に命中 東京・奥多摩」[11月26日]毎日新聞によれば、
25日午後4時ごろ、東京都奥多摩町大丹波の棒ノ折山で、イノシシ猟に来ていた神奈川県平塚市の男性会社員(57)が、登山者で千葉県市川市に住むアルバイトの男性(38)に猟銃を1発発射した。男性は銃弾が左腕に当たり全治約3週間のけがを負った。撃った男性は「動物と間違えた」と話しており、警視庁青梅署は業務上過失傷害の疑いで事情を聴いている。
調べでは、男性会社員は1人で猟に来ていた。登山の男性は会社員の約20メートル前方で登山道から外れて倒木に座り休んでいた。近くの草木が揺れたため、動物が潜んでいると勘違いして発砲したらしい。
棒ノ折山は、小生も約20年前の真冬に、雲取山へ縦走したときに最初に登った山。ワサビ田もあった。この時期、静かなたたずまい。登山者の入山禁止の看板は出ていなかったと思う。
しかし、登り始めてすぐ、猟銃を持った人がおり、猟が許可されている山域のようなので、その人にこれから登って行くのでよろしくと伝えたことを記憶している。この時は、複数の人で猟をしており、下にいた人は無線で小生が登っていくことを他の人に連絡してくれたようだ。
猟をする人達への合図が徹底されないとまた起きる事故である。全治約3週間のけがで済んだからいいものの、事によれば大事になる。
猟をする人が出て来る山としては(小生体験)、10数年前の真冬に、大菩薩峠から東京側に縦走した時にも複数の人に出会った。この時は、前日主人にはぐれ彷徨い凍死したらしい猟犬を縦走路で見つけた。もちろん、山は雪一色の状態。