中国の華茶に興味を感じられる皆さま
熱いお湯に浸すと、クルミのような形をしたお茶の塊が、ゆっくりと開花し、大きな花が湯の中に現れ、お茶もおいしくいただけるという優れもののお土産をいただきました。これからは、そのクルミのようなものをいかに勝負して、美しい花と美味しいお茶に変貌させるかがテーマになります。私なりの勝負を考えていますので、勝負の結果はまたご報告させていただこうと想います。
2008年12月26日(金)
MM
中国雲南省が発祥の華茶(フアーチャ)への期待
知人のIさんが昨日中国から帰国され、珍しいからということで、雲南省が発祥の地であるという、『華茶(フアーチャ)』という、お湯に浸すと大きな花が湯の中で咲き、おいしくお茶を飲めるというお茶をお土産に持参いただきました。
見た目には、クルミに似ています(添付1、2)が、それが湯の中で大きな花になるというご説明を伺い、色々な勝負のパターンを考えることにしました。いかに美しい花を生み出すことができるか・・と、いかに美味しいお茶をつくるかが勝負の分かれ目です。
100度に近いお湯をたっぷりクリスタルグラスのように外からも見える容器に入れ、このクルミのような玉をそこに浸し、熱が逃げないように蓋をしておくと、お湯の中で見事な大きな花が咲き(添付3)、その後の液体はお茶として一級のものになっているという解説でした。
花はゆっくり開いて咲くので、加熱して沸騰させるということは厳禁だそうです。Iさんに言わせますと、中国では、私たち日本人が使っている「花」という字は使わずに、「華」という字を使うのだそうで、このお茶も「花茶」ではなく、「華茶」と表記されているものということでした。
2008年12月26日(金)
MM
添付1
Iさんが入手された、「華茶」の塊
撮影MM
添付2
お花の咲くお茶
【花咲くお茶】工芸茶(細工茶)6種類
添付3
中国工芸茶
あなたの目の前で香りと花が開きます
お湯の中でゆっくりと茶葉が開いて中から紅い千日紅の花が現れ、 その千日紅の花に白い蝶が止まっているようにジャスミンの花が 咲きます。