kさんの弟さん(63歳位)が、昨年(2011年)、致死性不整脈により亡くなったとの情報をいただいたので、早速調べてみた。
小生も若い時に弟(享年25歳)を急性心不全で亡くしているので、気になる病気である。
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致死性不整脈による心停止」によれば、
致死性不整脈による心停止(以下、突然心停止)は、速すぎる脈拍のために、心臓が痙攣したような状態になり、血液を循環させる機能を十分に果たせなくなって起こります。その状態のまま治療を行わなければ、心臓から血液が送り出せない状態にあるため(心停止発作)、数分で死に至ります(突然死)。
このような危険な状況にある場合、植込み型除細動器(ICD)を使用することによって、異常に速い脈拍を正常に戻すことで、突然死を回避することができます。
原因:
心停止発作は、心臓の電気的な問題により、脈拍が毎分200以上の異常な速さになることで、血液を体や脳に送り出すことができないために起こります。
症状:
患者さんのなかには、失神等の直前に心臓がバクバクするのを感じたり、めまいがしたりすることで、脈拍の異常を感じ取られる方もいますが、通常は助けを求める前に意識を失ってしまいます(失神)。
発症しやすい人は?
以下に当てはまる場合、突然心停止を発症する危険性が高くなります
•心臓発作(心筋梗塞)を起こしたことがある方
•心不全(心臓のポンプ機能の低下)を起こしている方
•その他の重症の心臓病を有している方
•過去に突然心停止を起こしたことがある方
•突然心停止を起こした家族がいる方
診断:
心停止発作発症の危険性は医師が判断します。危険性の評価のために、次のような検査を実施する場合があります。
•心電図検査(ECG)
•胸部X線検査
•心臓超音波検査
•運動負荷心電図検査(ストレステスト)
•心臓カテーテル検査