今日(6/16Sat)は1日中小雨が降る天候ではあったが、(仕事の区切りがつき)これ幸いとばかりに久し振りに山歩きをした。来月(7月)のオートルート(スイスアルプス)縦走で着用する、昨年のツールドモンブラン縦走の折り最終日にシャモニーの
スネルスポーツで安く買った登山靴と最近ICIで買ったゴアテックスの雨具を慣らすことが目的である。
今朝ゆっくり家を出たので、高尾山口駅を歩き始めたのは約10時。いつもの稲荷山コースを行き、高尾山・一丁平・城山を通過し小仏峠を過ぎて巻き道をしばらく歩く内に営林署の樹木伐採の作業路に迷い込んだらしく急傾斜をトラバースする路がだんだんと細くなり、ぬかるみ、心細くなって来た。適当な所で山道に戻る努力をした結果、合流した山道は影信山直下だった。後は何度も歩いた縦走路であるが、この雨の中出会す人は殆どなし。
明王峠を過ぎ、陣馬山手前約1kmの奈良子峠で、14時だったので、陣馬山往復は断念し、藤野駅に下ることにした。左手の下りは陣馬の湯経由藤野方面であり、まだ時刻も早いので一度は入りたいと思っていた陣馬の湯に入ることにして奈良子尾根を下った。
陣渓園の岩風呂
陣馬の湯は3軒あるが、真ん中に位置する、
陣渓園に入った。鉱泉の岩風呂(900円)であるが、ジェット流を足裏に当てると疲れが幾分か取れた。風呂上がりに熱いお茶のサービスがあり、カテキン不足の体は3杯おかわりを要求した。客は小生だけだったが、出がけに6人(陣馬高原下から陣馬山に登り栃谷尾根を下ったという)が入って来た。
陣馬の湯は陣馬山稜線から比較的近いが、陣馬の湯から藤野駅まではまだ3km(カタログでは4km)あり(藤野駅まで残り約2kmはバス便があるが、この程度の距離で数少ないバス便を利用する気持ちにはなれないので)、また汗をかいてしまったが、電車の中で缶ビールを美味しく飲めたのだから、文句は言うまい。
陣谷温泉のお風呂
次回は真冬に高尾山口から陣馬山まで行き、栃谷尾根を下って、陣馬の湯(
陣谷温泉)を利用したい(
陣馬山登山地図)。