昨日(2014.4.29)五大学レガッタが開催され、久し振りに母校本チャン(エイト)のいい漕ぎを見ることができた。
小生は、選手にとって最もきついと思われる1500m地点に陣取り、応援していた。1位工大、約30cm差で2位外語を目の当たりにしたが、同時刻のアナウンスは“1000m地点の経過は、1位外語、4秒遅れで2位工大”を伝えていた(これは、1000m地点で審判員が計測したタイムを本部に伝え、アナウンスされるため、500m分[1分30秒強]のタイムラグが生じた)。
そしてゴールを目指す工大の漕ぎを見てみると大きい漕ぎで8本のオールがピッタリと合っている。「腹切り」でもしなければ勝ったなと思いつつ、2000m地点に向かった。ゴール地点ではサプライズのためか、どよめきがあった。即ち一気に逆転したと思われたのだろう。実は1000m地点から着実に逆転劇が始まっていたのだ。
結局、予想通り、工大が2位に約1艇身の差をつけて勝った。昨年新艇庫ができたが、惨敗だったので(「
五大学レガッタ(2013.4.29)」)、今年漸く花が咲いたことになる。
艇庫での懇親会の折り、コックスの声掛け“ライトパドル○本”がこの大きな漕ぎに符号する。状況は逆風であり、大きな漕ぎが艇速を伸ばしたのだろう。久し振りに美味いビールを飲んだ。
対岸から母校艇庫