「
投薬誤り出産の乳児死亡 警視庁が捜査」[02月06日]共同通信によれば、「日大練馬光が丘病院(東京都練馬区)で診療を受けていた妊娠中の30代の女性が昨年9月、誤った薬剤の処方を受け、出産した乳児が死亡していたことが6日分かった。警視庁捜査一課と光が丘署は医療ミスの可能性もあるとみて、業務上過失致死容疑で調べている。
調べなどによると、女性は早産の傾向があったため同病院に入院し、昨年9月22日に退院したが、25日に破水して自宅で出産。乳児は別の病院に運ばれたが、翌日死亡した。
病院は子宮の運動を抑える薬を処方するはずだったが、誤って子宮を収縮させる薬を処方していたという。
同病院は「調査中なのでコメントできない」としている。」
こんな医療ミスがあるのだろうか?
早産の傾向のある女性に誤って出産促進剤を処方したことになる。車でいえば、赤信号でブレーキを踏ませなければならないところをブレーキではなく間違ってアクセルを踏ませたことになる。人命に関わることなので「間違いました」ではすまない。
きちんとした手順書があったのだろうか?手順書はあったけど守らなかったのだろうか?ミス防止のチェック手順はあったのだろうか?手順徹底の教育はされていたのだろうか?再発防止のための「是正勧告」が必要な事件である。
人命に関わる問題だけに、「ISOコンサルタント」としては気になる点だ。
「捜査一課」(強行犯・強盗犯・火災犯・特殊犯担当)が動き出しただけにただごとではなさそうだ。
「
陣痛促進剤ってどんなもの?」によると、「陣痛促進剤というのは、子宮を収縮させる薬」だそうですが、一方「子宮の運動を抑える薬」を検索してみると「
2003年6月:育児日記」が出て来た。逆子防止とも関係があるが、「子宮を収縮させる薬」と反対の役割をする、即ち「子宮収縮抑制剤」だそうです。
オリジナルの共同通信記事から同じようにトラックバックしていた、「
投薬間違えで乳児死亡。お願い、医療ミスをとめて!!」「
早産迫った女性に出産促進剤、未熟児の乳児死亡」に参考情報としてリンクさせていただいた。
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