4月に入って週末は殆ど天気に恵まれなかったが、久し振りの晴れに家内と武甲山の麓にある芝桜を観にいった。
満開にはまだ少し早いようである。5月連休頃が見頃かもしれない。
芝桜の模様は、有名な秩父夜祭りの囃子手の襦袢の模様だという。
西武池袋線秩父駅で降りて約3kmを歩くことになる(バス便もある)が、気分のいい半日だった。「芝桜なら北海道」だそうだが、「これなら北海道に行く必要がないね」という会話を小耳に挟んだ。確かに気温的には秩父はかなり北海道に近いということはいえる。
帰りは池袋に寄り昼食に中国安西の、医食同源という中華料理(といっても野菜が豊富なラーメン(刀削麺)と香辛料のよく効いたギョーザ)を食べたが、今迄経験したことのないうま味であり、また来ようという気になった。
帰ってから読売新聞の夕刊を見るとここの芝桜の全景が目に飛び込んで来た。混む前に行ったのは正解だった。明日は混むかも知れないが、天気はあまりよくない。
この画像は満開のときのものであるが、今回撮った画像は容量制限がかかった関係からHPの方(
武甲山の麓の芝桜060422)に載せてあります。
この武甲山の男らしい風貌は山好きならずとも感銘を受けるだろうが、山肌は石灰岩の採石で荒れている。しかし全体の山の姿を維持しつつ採石していることだろう、きっと。この山容は後世までとっておいて欲しいものである。山頂を失った山のようであり、削って造られた山かも知れない。
「
武甲山」より
「秩父盆地の南端にずっしりとした山体をすえているのが、秩父嶽とも呼ばれる武甲山である。山姿は、石灰岩でできているためだろうか、武甲という名の響きのよくにあう、ごつごつした荒削りな土くれは、ところどころに 岩を露出させ、素人が彫刻刀で掘ったかのような中途半端なくぼみが派手に刻み付けられている。」