「老人性低体温症」や「ヒートショック」について、おだやかニュース12月号(西山内科クリニック)からの情報です。
小生は冬山に行ってる時は体感温度零下30℃くらいになるが、暖かい東京に帰ってからしばらくして寒さを感じるのは「ヒートショック」かも知れない。
冬の寒さや室温の激しい変化は「老人性低体温症」や「ヒートショック」などのリスクをもたらします。
年を重ねるごとに人の体温調節能力は低下していきます。すると気温の低下に合わせて体温を蓄熱し、一定に保とうとする働きがにぶくなり、体温も低下する事態が起こります。体温が35℃未満に低下すると「老人性低体温症」と呼ばれ、全身の機能が低下してしまいます。
また、急な温度差により体が受ける影響のことを「ヒートショック」といいます。冬はトイレと浴室、それをつなぐ廊下での事故が多くみられます。
高齢の方の入浴は他の家族が入浴して暖まった後の二番湯がよいでしょう。
また、床のタイルにじかに足が触れないよう、木のすのこを敷くなど工夫して下さい。
また、換気と湿度を管理しましょう。湿度が40%未満にならないように調節しましょう。
また、一日中室内に居ても日に何度かうがい、手洗いをなさるとよいでしょう。