男性(夫)にとっては、妻の教育レベルが夫の死のリスクを決定する重要なファクターだという研究結果だそうだ。ある程度納得できる話であるが、バランスのいい食事を作ってくれる妻なら必ずしも高学歴の妻でなくてもいいとは思う。
若い内はそれほど食事を気にしなくてもいいかも知れないが、加齢に伴い食事に気をつけなければならないと共に、食生活において女性(妻)の役割の重要性を感じる。
「
高学歴の妻、男性の死のリスク低減させる可能性=研究」2009.10.7Reutersによれば、
[ニューヨーク 6日 ロイター] スウェーデンの研究者が、男性にとっては、妻の教育レベルが死のリスクを決定する重要なファクターだという研究結果を報告した。男性自身の教育レベルはさほど大きな要素ではないという。
その一方で、女性にとっては、夫の職業に基づく社会的地位が自分自身の職業的な地位よりも、死のリスクを決定する重要なファクターとなっているという。
同研究は、スウェーデン社会調査研究機関の研究員、ロバート・エリクソン氏らが、1990年の国勢調査と1991─2003年の死亡統計を基に、配偶者と同居する30─59歳の仕事を持つ男女150万人について実施。論文を「疫学・地域保健ジャーナル」で発表した。
2人の研究者は今回の結果について、伝統的に女性は男性よりも家事に責任を負うことが多いため、女性の教育レベルが食生活を含む家族全員のライフスタイルに影響を与えるのではないか、との見方を示している。